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大分県大分市佐賀関(さがのせき)が誇る地域ブランド食材「関あじ・関さば」。
今、新型コロナウイルスの影響により出荷数が大きく減少しています。
大分県産地域ブランド「関あじ・関さば」を、関わる人々を、地域を守りたい!
是非、豊後水道(ぶんごすいどう)で佐賀関の漁師が一本釣りで釣り上げた「関あじ・関さば・関ぶり・関もの加工品」をご家庭でご賞味ください。
コロナが再拡大する中、大分県産ブランド魚 「関あじ・関さば」がピンチです!
私たち富士見水産は、「関あじ・関さば」の取扱いを認められた大分県漁協佐賀関支店認定の仲買会社です。(3社のうち1社)
佐賀関漁協にて水揚げされる大分県産ブランド魚「関あじ・関さば」を豊洲市場などに代表される国内の魚市場、全国の料亭、寿司店、ホテルなどにお届けしながら、地域と共に生きてきました。
昨年からのコロナウイルスの感染拡大により販売先からの注文が減り出荷が大きく減少。1回目の緊急事態宣言終了後、Go toキャンペーンで一時的に販売は回復したものの、昨今の緊急事態宣言の再発令、まん延防止等重点措置の発令等により再び消費が大きく落ち込み、危機的状況が続いています。最も厳しい時は取扱量が通常の1/10まで減少しました。
漁師は水揚げしても、消費が落込むことで弊社のような卸業者が販売先を確保出来ないため、漁師からの買取を制限せざるを得ず、その結果漁師の水揚げ量は低迷を続けています。
また、同時に、消費が落ち込むことで、出荷する「関あじ・関さば」の販売価格も低下しています。
その結果、漁師や弊社仲買など「関あじ・関さば」に関わる人々、また地域を支える重要な産業は、水揚げ量の低迷と販売価格低迷の二重に苦しい状況が続いている状況です。
また、もともと高齢化などから担い手不足が懸念されている状況です。今回、クラウドファンディングにより皆様からの支援を頂くことで販売量を確保し、安定価格で漁師からの仕入れを実現することでコロナを乗り越え、地域ブランド、地域ブランドに関わる人々、地域を守り、未来に繋げていきたいと考えております。
※1回目の緊急事態宣言発令後 2021年1月27日(水) 大分合同新聞朝刊(当社掲載)
【豊後水道がはぐくむ漁場】
漁場である佐賀関沖の豊後水道は、瀬戸内海と太平洋の水塊がぶつかり合う潮流の速い水域となっています。
本来、あじやさばは回遊魚ですが、「速吸の瀬戸(はやすいのせと)」とも呼ばれるこの水域は、魚のすみかとなる瀬が豊富で水温の変化が少なく、回遊せず瀬にすみ着くと言われています。全国でも珍しい「瀬付き(せつき)の魚」が特有の味を生み出しています。
【関あじ関さばと言われる7つの約束】
<徹底的な品質、鮮度へのこだわり>
①「大分県漁協佐賀関支店の組合員(漁師)」が「大分県佐賀関沖(豊後水道、速吸の瀬戸)」で「一本釣り」で釣り上げた「マアジ・マサバ」
②身を傷つけない手間を惜しまない「努力(一本釣り)」
③釣り餌は「漁場の瀬のえさのみ」にこだわり(ゴカイか疑似餌のみ)、撒き餌は使わない
④釣りあげられた魚は漁港に持ち帰り生きたまま買い受ける「面買い(つらがい)」
⑤釣ったばかりの魚は「新魚(あらいよ)」とよばれ興奮状態のため、新魚専用生簀で1日落ち着かせる
⑥出荷時は、一匹一匹丁寧に神経抜きを施し、包丁を入れて脊髄を切断、血を抜き、潮水(氷を入れた海水)で冷やす、「活けじめ(いけじめ)」処理
⑦大分県漁協佐賀関支店認定の「関あじ」「関さば」タグシール付き
大分県佐賀関の漁場で、漁師が一本釣りで釣り上げた、関あじ・関さばのほかに、関ぶり、関たい、関いさきのことを「関の5種魚」と呼んでいます。
また、大分の有名郷土料理として、魚の切り身を醤油・酒・砂糖で和えたたれに漬け込み、炊き立て熱々の丼飯に載せ豪快に混ぜ合わせた海の男ののまかない料理「りゅうきゅう」があります。「関の魚」を使った「りゅうきゅう」は格別です。
関冷刺(せきれいさし)とは、新鮮な「関あじ・関さば」を特殊な急速冷凍技術(機械)を使って冷凍し、自宅にいながら、新鮮な刺身を味わっていただくことができる商品です。
冷蔵に比べて長期保存が可能であり、お客さまの良いタイミングで新鮮な刺身を賞味いただけます。
プロジェクトオーナー
有限会社 富士見水産