竹楽の灯りをともし続け、こどもたちに美しい里山をのこしたい!

竹楽の灯りをともし続け、こどもたちに美しい里山をのこしたい!
プロジェクトオーナー

特定非営利活動法人 里山保全竹活用百人会

地域活性化 イベント 伝統文化 文化・芸術

128%

  • 現在
  • ¥1,282,000
  • 目標金額
  • ¥1,000,000
  • 購入口数
  • 670口
  • 終了日
  • 2021/11/19
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは、目標金額達成の有無に関わらずリターンをお申込みいただくとプロジェクト成立となります。
目標金額100%を達成しました!
引き続きご支援・情報のシェア、どうぞよろしくお願いします!


目標金額の100万円を10/28(木)に達成しました!
みなさまの熱いご支援、本当にありがとうございます!
目標は達成しましたが、11/19までこのクラウドファンディングプロジェクトは続きます。


「竹楽の灯りをともし続け、こどもたちに美しい里山をのこしたい!」

これを実現し続けるために、自立した組織運営を目指して頑張ります。
引き続きのご支援・シェアどうぞよろしくお願い致します!




プロジェクト動画





私たちについて

こんにちは!
数あるプロジェクトの中から私たちのページを見て頂きありがとうございます!

大分県竹田市で活動しています「里山保全竹活用百人会」と申します。

私たちは竹田の秋の風物詩「竹楽」のイベントや、竹田の里山を守る「里山保全活動」を行っているNPO法人です。メンバーはほとんどが別に仕事を持ちながら活動している、市民による組織です。


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私たちの取り組みは昭和の時代が終わる頃始まりました。

高齢化や過疎化によって私たちの暮らす里山に人の手が入らなくなり、次第に荒廃していく光景を目の当たりにしたとき、「竹田のこどもたちに美しい里山をのこしたい」という気持ちが生まれました。

自分たちの力で荒廃した竹林の竹を切り竹林を再生し、負の遺産
となった竹を活かす様々な取り組みに挑戦してきました。それが今の私たち「里山保全竹活用百人会」の始まりです。

今ではNPO法人として市内外の多くのメンバーが、竹楽、里山の環境整備活動、小学校への出前事業や親子森林教室等のこどもたちへの教育活動、竹や竹炭の商品開発を通した産業づくりなどに取り組んでいます。


私たちの思い、現在の課題、今後どうなっていきたいかについて、このページでお伝えさせて頂きたいと思います。



課題

大分県竹田市の城下町に竹灯籠を並べ、幽玄な世界が現れるイベント「竹楽」。
20年間続いてきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によって昨年初めて中止に。


今年も中止にすれば竹楽を知らないまま竹田を離れるこどもたちが出てきてしまうかもしれない...!

という思いから今年は人数を絞って、竹田市民限定で開催することになりました。
しかし毎年10万人が来る竹楽、2年間の来場者数減少によって


今後の竹楽、そして竹楽の根本となる里山保全活動を行うための運営資金が不足している

状況です。



解決策

これらの課題を解決するため、今回のクラウドファンディングで得たみなさまからの資金は以下のように大切に使わせて頂きます。

竹楽に使われるローソク購入費用(56万)ー 今年の竹楽を開催するために使わせて頂きます。
親子森林教室運営費用(10万)ー 里山の楽しさをこどもたちに伝えるために使わせて頂きます。
オリジナル竹製品の研究開発費用(34万)ー 独自の収入源を増やし、自立した組織運営づくりのために使わせて頂きます。




未来

この結果わたしたちは

「竹楽・里山をこどもたちにのこし続けられる =こどもたちが帰ってきたいと思える場所をのこし続けられる」組織

に生まれ変わります。

帰ってきたいと思える場所があること。

それはつまり


こどもたちが心置きなくチャレンジできる人生を歩めること

に繋がります。このような未来にするために

竹楽の美しい景色と里山をこどもたちにのこし続けたい!

と私たちは思っています。



竹楽とは

竹田の城下町では毎年11月、灯りをともした竹灯籠を並べる 「竹楽」が行われます。「明」と「暗」の対比によって生まれる幽玄的な景色が見るひとを惹きつけ、毎年十数万人のお客様にお越し頂いています。





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竹楽の景色は多くのひとの心に竹田の思い出の景色として刻まれています。

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この記事を書いている私自身、高校まで竹田で過ごした後に大学と社会人生活で関東圏に住んでいましたが、毎年秋になると竹楽の景色をとても懐かしく思い出していました。

しかし昨年はコロナ禍の影響により中止に。2000年から毎年継続開催してきた竹楽は初めて中止となりました。

そしてコロナ禍の中で、竹田のこどもたちも数々のイベントが中止になっていました。


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令和3年8月24日 大分合同新聞15面 掲載記事


今年も中止になれば竹楽を知らないまま竹田を離れるこどもたちもでてくるかもしれません。
コロナが収まっていない今年も、開催について多くの議論を重ねましたが


竹楽の美しい景色をこどもたちに見てもらって竹田を好きになってもらい、帰ってきたいと思える場所にしたい。

そして竹楽を開催することで美しい里山をこどもたちにのこしたい。


との思いで、規模縮小・入場制限をかけた上で開催することになりました。



里山保全活動とは

美しい里山をこどもたちにのこす活動、私たちは「里山保全活動」と呼ばれるこの活動を続けています。
竹楽もこの里山保全活動のうちの1つの活動です。

そして竹楽の根本となる「伐竹」という活動があります。


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竹田の里山には竹林が伸び続けた里山が多くあり、これを放置してしまうと竹林が成長し続け

・里山の景観が荒れる
・害獣(イノシシなど)の被害が増える
・CO
2を多く吸収する樹木が育たなくなる

などの課題が発生します。そして何より


こどもたちに美しい里山をのこせなくなります。

そのため、私たちは市民ボランティアのみなさんとともに、年に2回定期的に里山に入り「伐竹」を行っています。

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伐竹の様子                   

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切り出した竹はバケツリレー方式で里山から運び出し、竹楽の竹灯籠に加工します

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伐竹前:竹林がはびこり空が覆われています。 伐竹後:空間が開け青空が広がっています。景観としてキレイになり、CO2をより吸収しやすい樹木が育ちやすい山になります。


「竹楽」にはこの「伐竹 = 里山保全活動」で切った竹を使います。

「竹楽」を開催することは、こどもたちのために美しい里山をのこし続けることにも繋がります。


そしてこどもたちに里山をのこすためには、私たちが里山を守るのも大切ですが、まずこどもたちに里山を知ってもらい里山を好きになってもらう必要があると考えています。そのために「親子森林教室」という教室を開いています。

竹筒でご飯を炊いたり。

魚の掴み取りをしたり。


まず「里山って楽しい!」と思ってもらえるように。

それが里山を、そして竹田を好きになることに繋がり、竹田が帰ってきたいと思える場所になると信じて、わたしたちはこの教室を開いています。

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こどもたちに里山をのこしつづけるために

私たちはこの竹楽、伐竹、親子森林教室などの「里山保全活動」を100年続ける目標を掲げています。
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現在、里山保全活動の運営は市や県からの補助金で賄われています。

100年続けるためには自立した収入源が不可欠です。

こどもたちに竹楽の美しい景色と里山を
「のこし続ける」ため、私たちは「オリジナル竹製品の開発」など、自主財源確保のため新しい取り組みも始めています。

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 オリジナル竹製品の開発(試作品)

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新聞にも掲載されました(令和3年6月8日 大分合同新聞13面 掲載記事)



最後に

竹楽、そして里山保全活動。

こどもたちに竹田を好きになってもらい、「帰ってきたい」と思える竹田にする活動です。

帰ってきたいと思える場所があれば、心置きなく人生にチャレンジできるはず。


そしてその帰ってきたい場所にみんながいつでも帰ってこれるように、



「竹楽の灯りをともし続け、こどもたちに美しい里山をのこしたい!」


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ご支援どうぞ、よろしくお願い致します!



今年の竹楽について

今年度の第22回たけた竹灯籠「竹楽」は「市民竹楽」 (竹田市民のみ観覧可能です) として開催します。市外・県外のお客さまについては現地では観覧頂くことができませんが、インターネットを通じてライブ配信などを検討しております。

詳細は以下リンクよりご確認ください。
http://www.city.taketa.oita.jp/soshiki/shokokankoka/1/4612.html

このクラウドファンディングでご支援をお願いしている中、竹田市外の方には大変申し訳ない気持ちですが、来年以降賑わいが戻った竹楽でみなさんとお会いできるのを心から楽しみにしています!




お問い合わせ

団体名:特定非営利活動法人 里山保全竹活用百人会
住所:大分県竹田市大字会々2335-1
担当者:藤野めぐみ 
電話:0974‐63‐2638
ホームページ:http://chikuraku.com/index.html