値札のないスーパーマーケットで、フードロスと食の貧困を同時に解決するため、常設店舗の運営資金を調達したい!

値札のないスーパーマーケットで、フードロスと食の貧困を同時に解決するため、常設店舗の運営資金を調達したい!
プロジェクトオーナー

あまいろ商店

フード 挑戦する人 教育・福祉 地域活性化 環境保護 イベント

113%

  • 現在
  • ¥565,000
  • 目標金額
  • ¥500,000
  • 購入口数
  • 78口
  • 終了日
  • 2021/06/10
  • 残り日数
  • 終了
このプロジェクトは、目標金額達成の有無に関わらずリターンをお申込みいただくとプロジェクト成立となります。
 

 

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日本では、毎日品質には問題ない食べものが捨てられている一方で、食に困っている人もいる...
この矛盾、どうにかして解決したいとの想いから生まれたのがあまいろ商店です。
現在はAPUの学生を中心とした11名のメンバーと一緒に、
大分県別府市にて”値札のないスーパーマーケット”の運営をおこなっています。

これまで店舗の常設を目標に、試験営業として
昨年11月には第1弾(2日間)を、2021年2・3月には第2弾(3日間)を開催しました。
この2回のイベントを通してたくさんの方があまいろ商店の想いに共感してくださり、
2021年4月24日より、継続して開店できる「常設店舗(通称ひよこ店)」を開設します。

そこで sandwich を通じてもっと多くの方にあまいろ商店の活動を知っていただき、
活動を継続するための資金を集めたいとの思いから、クラウドファンディングを始めることにしました。



 

★はじめにーあまいろ商店とはー


あまいろ商店は2つの社会問題を同時に解決することを目標として活動しています。品質には問題ないのに廃棄されてしまう食材を集め、ご家庭で食べていただける方に手にとっていただく、いわば橋渡しのような役割です。

ここには値札がなく、レジの代わりに置いている”お気持ち箱”にお代を入れていただくちょっと変わったシステムにすることで、誰でもが気軽に利用できる場所を目指しています。食材を提供していただく方、それを集め商店の準備をするスタッフ、そしてご家庭で美味しく調理し、召し上がる方々、あまいろ商店に関わるすべての人が少しずつでも確実に社会貢献ができる、そんな場所になっています。

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↑あまいろ商店の仕組み

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↑レジの代わりに置いているお気持ち箱




★あまいろ商店が生まれたきっかけ

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代表のぴかりんは農業県ともいわれる佐賀県で生まれ育ちました。高校生の頃から近所の畑の片隅に廃棄されている形の不揃いな野菜の存在が気になっていましたが、実はそれらの野菜、味には全く問題ないのに規格外傷入りなどの理由により廃棄されたものだと知り、まだ食べられるものなのに捨てられてしまうことにもったいなさを感じていました。

それと同時期にテレビで日本の”貧困”の現状について知り、自分は毎日新鮮な野菜を食べているときに日本のどこかではカップラーメン1つだけで毎日を生き延びている子どもがいるということ、そして経済大国と言われている日本にも貧困問題が存在するということにとても衝撃を受けました。

しかし食べられるはずのものが捨てられているという現実と、食べることに困っている人がいるという現実は矛盾していませんか?
矛盾しているからこそ仕組みを作れば同時に解決できると考え、大学入学後はAPU起業部に入部しながらあまいろ商店実現に向けてのプロジェクトがスタートしました。

 

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あまいろ商店のモデルはオーストラリアのOzHarvestという団体が既に”無料のスーパーマーケット”として実現しており、日本でも同じ仕組みで社会問題を解決したいという想いから、まずはスーパーマーケットを始めて社会問題に向き合う機会を作っていこうと決めました。

 

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↑あまいろ商店代表のぴかりん
 



★あまいろ商店の名前に込めた想い
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「あまいろ商店」のあまいろとは、日本の伝統色であり「澄んだ晴れた日の空の色」をさす、”天色”からとっています。空は無限の可能性を秘めている場所というイメージから、このスーパーマーケットもみんなにとって無限の可能性がある場所にしたいという想いで空をあらわす色の名前にしました。
また、「商店」は昔なつかしの、地域のコミュニティとなる場所というイメージがあり、だれでもが気軽に来れる場所、来たらワクワクする場所にしたいという想いを込めています。

ここでは、高価なもの=良いもの、捨てられる=悪いものという概念を変え、
お金だけが幸せの指標ではないということを気づいてもらいたい、
お金では買えない価値のある場所にしたいという想いがあります。


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★日本の現状


貧困問題

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2019年国民生活基礎調査によると、2018年の貧困線(所得中央値の50%にあるライン、平均的な手取りの半分)は127万円となっており、相対的貧困率(貧困線に満たない世帯員の場合、見えない貧困ともいわれる)は15.4%、子どもの貧困率については13.5%となっています(厚生労働省, 2019年国民生活基本調査)。
つまり全年齢では6.5人に1人が相対的貧困で、7人に1人の子どもが生活に苦しんでいるということになります。日本における貧困率は先進国でもトップクラスと言われており、G7(日米欧主要7か国)のうちアメリカに次ぐ相対的貧困率の高さとなっています。

 

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↑海外と比較して、日本における子どもの貧困率は意外と高い

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↑”目に見えない貧困”は日本にも存在しています。
 



食料廃棄問題
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日本における食料廃棄問題は、節分の時期の恵方巻大量廃棄問題などで注目されつつあります。
現在の日本の食品廃棄物等は年間2,550万t、そのうち、その中で本来食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」の量は年間612万tといわれています(平成29年度推計値)。これは日本人一人当たり毎日お茶碗一杯分のご飯(約132g)を捨てているのと同じ量になります。(農林水産省HP, 「食品ロスとは」)
また、これは世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量年間約390万トン(H.30)の1.6倍に相当します。
このように、本来であればおいしく食べるはずのものが毎日大量に廃棄されているという現状があります。

 

 

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↑世界の飢餓で苦しむ人々に向けた食糧援助量よりも、日本で発生する食品ロスの方が約1.6倍も多い。
 




★あまいろ商店の目指す「値札のないスーパーマーケット」

上記の社会問題は他人事ではなく、思っている以上に私たちにとって身近な存在です。
当事者だからこそ、一人一人の意識が変わればもっと明るい世の中に出来るかもしれません。あまいろ商店はそれに気づくきっかけとなる存在になりたい。「値札のないスーパーマーケット」の活動を通して、日本にも存在する社会問題をもっと多くの方に身近に感じてもらいたいです。

 

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私たちには三つの目標があります。

「フードロス」と「食の貧困」を同時に解決すること。

多くの人に社会問題を認知してもらい、意識を変えるきっかけになること。

社会を変えたいと思った人が、行動を移せる場所となること。


この三つの目標を叶えるために、値札のないスーパーマーケット毎週土曜開店を継続したいと考えています。現在は別府市内のさまざまな場所をお借りしながらイベント形式で開催していますが、継続して常設店舗を運営していくことができたら、三つの目標達成に近づけるのではないかと考えています。

 

・「値札のないスーパーマーケット

このスーパーマーケットには値札がなく自分自身の価値観で食材の値段を決めることができます。この価値というのは、「払える人が払える分だけ」という意味のほかに、フードロスや食の貧困問題の解決に貢献したいという気持ちでもあります。また、廃棄されるはずだった食材に自分なりの価値を見出してほしいという想いも込めて、あえて値段を設定していません。

2020年11月7日、8日には「あまいろ商店第1弾ー無料のスーパーマーケットー」を「別府駅北高架下商店街」の通路をお借りして開店しました。規格外等の理由で市場に出荷できない食材を農家の方などからご提供頂き、2日間で合計260名のお客様にお越しいただきました。

 ●第1弾イベントページ(Facebook):https://fb.me/e/hK9qQCqgD 

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↑第1弾”無料のスーパーマーケット”に並んだ食材
 
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↑第1弾”無料のスーパーマーケット”での接客風景
お客さん一組に対してスタッフが一人つき、一緒に店内をまわります。食材があまいろ商店に来た経緯(廃棄予定となっていた理由)、食材のおいしい調理法などをご説明しています。



そして2021年2月20日・27日・3月6日には、「あまいろ商店第2弾!-値札のないスーパーマーケット-」を別府市亀川町の「堀文」さんの貸しスペースをお借りして開催しました。毎週土曜計3日間の開催期間中におよそ340名の方にお越しいただきました。今回は連日ではなく週に一日開催することで常設店舗を意識した活動となりました。また加工品も並び、より広い範囲でフードロス削減へ着手する大きな一歩となりました。

 ●第2弾イベントページ(Facebook):https://fb.me/e/JfzZ9hOu​

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↑第2弾”値札のないスーパーマーケット”に並んだ食材
季節の野菜や冷凍の手羽先、缶詰なども並びました。

 

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↑第2弾値札のないスーパーマーケットでの接客風景①
当日だけ参加のお手伝いスタッフも募集し、接客などを担当してもらいました。当日スタッフを経験したことによって、食に対する意識が変わったという声もありました。



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↑第2弾値札のないスーパーマーケットでの接客風景②
スタッフ:「このトマトは、傷が入ってしまっているので本来なら市場に出せず廃棄となるものなんですが、味はとてもおいしくてトマト鍋にしたら最高なんです!」



 

★常設店舗・ひよこ店をオープン
2021年4月24日(土)から毎週土曜、別府市上田の湯町にて常設店舗(通称ひよこ店)をOPENする予定です。

また、夏頃を目標にあまいろ商店第3弾のイベントを開催予定です。
他にも今後、新聞紙でエコバッグ作り体験、野菜染め体験、農作業体験などのイベントも開催したいと思っています。
 
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常設店舗(ひよこ店)実施スケジュール

開店日 : 4月24日から毎週土曜日
                  14:00~18:00(予定)
     
  ※その日の状況によって変更の可能性あり(その場合はSNSでお知らせします)

場所  : 大分県別府市田の湯町7番27号 安部アパート6号室

期間  : 開店日から1年間の継続を目標

 

ぜひ、お気軽にお越しください!
そしてロスになる予定だった食材をおいしく調理して食べていただけたら嬉しいです。


当日一緒に店舗に立つスタッフ、食材をご提供いただける方も募集中です!
皆さんも一緒に社会問題解決の第一歩を踏みだしませんか?


 

★資金の使い道


あまいろ商店の目標の一つに、「多くの人に社会問題を認知してもらい、意識を変えるきっかけになりたい」という思いがあります。これまで数ヶ月に一度の頻度でイベントとして試験営業をしてきましたが、もし定期的に開店できる場所ができたら、より頻繁に食品ロスや食の貧困に対して考える機会が増え、食品ロスを減らすことが習慣になると考えています。そのため、私たちは店舗の常設を目指して活動してきました。
この度OPENするひよこ店は月に4万円ほど維持費が必要です。この活動を継続するために、皆様のお力を少しでもお借りできたら幸いです。
また、より多くの方にご支援していただけたら、店舗の維持費だけではなく、リターン製作費やイベント準備費用(第3弾以降のイベント、エコバック作り体験、野菜染め体験、農作業体験など)に使わせていただこうと考えています。

↓いただいた支援金の使い道↓


常設店舗維持費・・・家賃と光熱費(毎月4万円程度×12カ月)


・イベント準備費・・・スーパーマーケット以外のイベント(エコバック作り体験、野菜染め体験、農作業体験など)にかかる準備費用
リターン製作費・・・リターン品の作成や郵送にかかる費用
店内装飾費・・・ポスターなどの製作費
営業費・・・食材を提供していただける方や携わっていただける方々への訪問にかかる交通費
広告宣伝費・・・チラシ製作費
消耗品費・・・店内備品などにかかる費用


 

★リターンについて


リターンはこちらをご用意させていただきます。
全てのリターンにPDFの活動報告書(店舗の様子やこれまで活動の様子の写真、支援金の使い道などのコンテンツを含める予定)を添付したお礼メールをお送りします。

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・ポストカード:1,000円
 店内の写真に運営メンバーより言葉を添えさせていただきます。

・あまいろ商店ファン(シルバー):2,000円
 あまいろ商店を全力で応援!リターンはお礼メールと活動報告書になります。

・あまいろ商店メンバーがデザイン!ハンカチ:3,000円
 ひよこ、リンゴの2パターンがあります。コロナ対策でハンカチを持ち歩くのも◎

・あまいろ商店ロゴ入り!普段遣いできるエコバッグ:5,000円
 あまいろ商店の文字が入ったエコバッグで、普段のお買い物でも使うことができます。

・あまいろ商店メンバーがデザイン!AMAIRO Tシャツ:6,000円
 メンバーの原案もとに、デザイナーさんがおしゃれにデザインしていただきました。

・あまいろ商店ファン(ゴールド):6,000円
 あまいろ商店を全力で応援!リターンはお礼メールと活動報告書になります。
 活動報告書にスペシャルサンクスとしてお名前を掲載します。(ご希望の方は購入の際、備考欄に掲載を希望する名前をお書きください。記入がない場合は掲載できません。)

・あまいろ商店メンバーがデザイン!ハンカチとエコバッグ:10,000円
 ハンカチとエコバッグのセットです!これでお買い物も楽しめちゃいます♪

・あまいろ商店メンバーがデザイン!ハンカチとTシャツ:12,000円
 ハンカチとTシャツのセットです!これでピクニックに行くと気分も最高です♪

・あまいろ商店メンバーがデザイン!ハンカチとエコバッグとTシャツ:20,000円
 ハンカチ+エコバッグ+Tシャツのよくばり3点セットです!

・あまいろ商店ファン(プラチナ):20,000円
 あまいろ商店を全力で応援! あまいろ商店ファン(ゴールド)よりもっと応援したい方向けです。
リターンはお礼メールと活動報告書になります。
 活動報告書にスペシャルサンクスとしてお名前を掲載します。(ご希望の方は購入の際、備考欄に掲載を希望する名前をお書きください。記入がない場合は掲載できません。)

・家賃サポーター:40,000円
 あまいろ商店ひよこ店の家賃ひと月分を支援!

お名前を1ヶ月間店内に掲示いたします。例)「○○さんが応援!あまいろ商店」
また、ご支援いただいた方としてあまいろ商店のSNSでお知らせさせていただきます。さらに、
活動報告書にスペシャルサンクスとしてお名前を掲載します。(ご希望の方は購入の際、備考欄に掲載を希望する名前をお書きください。記入がない場合は掲載できません。)

・あまいろサポーター(PRスペースのご提供):50,000円
 店舗内の壁にサポーター様のPRスペースを設置し、ポスターやチラシ、写真等を配置いたします。また、あまいろ商店よりSNSにて告知することも可能です。詳しくは後程サポーター様とご相談させていただく予定です。

活動報告書にスペシャルサンクスとしてお名前を掲載します。(ご希望の方は購入の際、備考欄に掲載を希望する名前をお書きください。記入がない場合は掲載できません。)



・ハンカチ・・・20×20(cm)のハンカチです。

        リンゴとヒヨコの2種類あります。ランダムで封入するため柄は選べません。
・エコバック・・・縦横36×36(cm)です。
・Tシャツ・・・サイズは4種類ご用意しております。下の表をご参考に購入時に備考欄に記入をお願いいたします。もし記入がない場合はMサイズをお送りさせていただきます。

 

Tシャツサイズ表           (cm)
  着丈 身幅 肩幅 適応身長
Sサイズ 65 49 42 155-165
Mサイズ 69 52 46 165-175
Lサイズ 73 55 50 175-185
XLサイズ 77 58 54 175-185


 

★最後に


わたしたちあまいろ商店は「値札のないスーパーマーケット」以外に、啓発活動や食に関するイベントにも積極的に参加しています。食品ロスを減らす呼びかけや、食に関するプレゼン、フードドライブのお手伝いなどをしています。 
 

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↑日出町で行われたSDGsフェスティバルに参加したときの様子


あまいろ商店は「社会を変えたいと思った人が行動を移すことができる場所にしたい」という目標の一つを叶えるために、これから幅を広げて活動をしていく予定です。

 
最後まで読んでいただきありがとうございます!
あまいろ商店のこれからの活動も、応援よろしくおねがいします!



 
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★お問い合わせ


あまいろ商店Eメール
E-mail:amairoshohten022@gmail.com

 

↓あまいろ商店Facebookページ↓

Facebook : amairoshohten
https://www.facebook.com/amairoshohten

 

↓あまいろ商店Instagram↓

Instagram : amairo_shohten
https://www.instagram.com/amairo_shohten/

 

↓PRTIMESプレスリリース記事(第2弾イベント)↓

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000062802.html

 

 


参考データ:
Ozharvest HP <https://www.ozharvest.org/
OECD経済審査報告書(2017)<http://www.oecd.org/economy/surveys/Japan-2017-OECD-economic-survey-overview-japanese.pdf
農林水産省HP「食品ロスとは」<https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html

消費者庁HP 「食品ロスについて知る・学ぶ」<https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/