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日本では、毎日品質には問題ない食べものが捨てられている一方で、食に困っている人もいる...
この矛盾、どうにかして解決したいとの想いから生まれたのがあまいろ商店です。
現在はAPUの学生を中心とした11名のメンバーと一緒に、
大分県別府市にて”値札のないスーパーマーケット”の運営をおこなっています。
これまで店舗の常設を目標に、試験営業として
昨年11月には第1弾(2日間)を、2021年2・3月には第2弾(3日間)を開催しました。
この2回のイベントを通してたくさんの方があまいろ商店の想いに共感してくださり、
2021年4月24日より、継続して開店できる「常設店舗(通称ひよこ店)」を開設します。
そこで sandwich を通じてもっと多くの方にあまいろ商店の活動を知っていただき、
活動を継続するための資金を集めたいとの思いから、クラウドファンディングを始めることにしました。
★はじめにーあまいろ商店とはー
あまいろ商店は2つの社会問題を同時に解決することを目標として活動しています。品質には問題ないのに廃棄されてしまう食材を集め、ご家庭で食べていただける方に手にとっていただく、いわば橋渡しのような役割です。
ここには値札がなく、レジの代わりに置いている”お気持ち箱”にお代を入れていただくちょっと変わったシステムにすることで、誰でもが気軽に利用できる場所を目指しています。食材を提供していただく方、それを集め商店の準備をするスタッフ、そしてご家庭で美味しく調理し、召し上がる方々、あまいろ商店に関わるすべての人が少しずつでも確実に社会貢献ができる、そんな場所になっています。
↑あまいろ商店の仕組み
★あまいろ商店が生まれたきっかけ
代表のぴかりんは農業県ともいわれる佐賀県で生まれ育ちました。高校生の頃から近所の畑の片隅に廃棄されている形の不揃いな野菜の存在が気になっていましたが、実はそれらの野菜、味には全く問題ないのに規格外や傷入りなどの理由により廃棄されたものだと知り、まだ食べられるものなのに捨てられてしまうことにもったいなさを感じていました。
それと同時期にテレビで日本の”貧困”の現状について知り、自分は毎日新鮮な野菜を食べているときに日本のどこかではカップラーメン1つだけで毎日を生き延びている子どもがいるということ、そして経済大国と言われている日本にも貧困問題が存在するということにとても衝撃を受けました。
しかし食べられるはずのものが捨てられているという現実と、食べることに困っている人がいるという現実は矛盾していませんか?
矛盾しているからこそ仕組みを作れば同時に解決できると考え、大学入学後はAPU起業部に入部しながらあまいろ商店実現に向けてのプロジェクトがスタートしました。
あまいろ商店のモデルはオーストラリアのOzHarvestという団体が既に”無料のスーパーマーケット”として実現しており、日本でも同じ仕組みで社会問題を解決したいという想いから、まずはスーパーマーケットを始めて社会問題に向き合う機会を作っていこうと決めました。
↑あまいろ商店代表のぴかりん
「あまいろ商店」のあまいろとは、日本の伝統色であり「澄んだ晴れた日の空の色」をさす、”天色”からとっています。空は無限の可能性を秘めている場所というイメージから、このスーパーマーケットもみんなにとって無限の可能性がある場所にしたいという想いで空をあらわす色の名前にしました。
また、「商店」は昔なつかしの、地域のコミュニティとなる場所というイメージがあり、だれでもが気軽に来れる場所、来たらワクワクする場所にしたいという想いを込めています。
ここでは、高価なもの=良いもの、捨てられる=悪いものという概念を変え、
お金だけが幸せの指標ではないということを気づいてもらいたい、
お金では買えない価値のある場所にしたいという想いがあります。
★日本の現状
貧困問題
↑海外と比較して、日本における子どもの貧困率は意外と高い
↑”目に見えない貧困”は日本にも存在しています。
↑世界の飢餓で苦しむ人々に向けた食糧援助量よりも、日本で発生する食品ロスの方が約1.6倍も多い。
上記の社会問題は他人事ではなく、思っている以上に私たちにとって身近な存在です。
当事者だからこそ、一人一人の意識が変わればもっと明るい世の中に出来るかもしれません。あまいろ商店はそれに気づくきっかけとなる存在になりたい。「値札のないスーパーマーケット」の活動を通して、日本にも存在する社会問題をもっと多くの方に身近に感じてもらいたいです。
私たちには三つの目標があります。
①「フードロス」と「食の貧困」を同時に解決すること。
②多くの人に社会問題を認知してもらい、意識を変えるきっかけになること。
③社会を変えたいと思った人が、行動を移せる場所となること。
この三つの目標を叶えるために、値札のないスーパーマーケットの毎週土曜開店を継続したいと考えています。現在は別府市内のさまざまな場所をお借りしながらイベント形式で開催していますが、継続して常設店舗を運営していくことができたら、三つの目標達成に近づけるのではないかと考えています。
・「値札のないスーパーマーケット」
このスーパーマーケットには値札がなく、自分自身の価値観で食材の値段を決めることができます。この価値というのは、「払える人が払える分だけ」という意味のほかに、フードロスや食の貧困問題の解決に貢献したいという気持ちでもあります。また、廃棄されるはずだった食材に自分なりの価値を見出してほしいという想いも込めて、あえて値段を設定していません。
2020年11月7日、8日には「あまいろ商店第1弾ー無料のスーパーマーケットー」を「別府駅北高架下商店街」の通路をお借りして開店しました。規格外等の理由で市場に出荷できない食材を農家の方などからご提供頂き、2日間で合計260名のお客様にお越しいただきました。
●第1弾イベントページ(Facebook):https://fb.me/e/hK9qQCqgD
↑第1弾”無料のスーパーマーケット”での接客風景
お客さん一組に対してスタッフが一人つき、一緒に店内をまわります。食材があまいろ商店に来た経緯(廃棄予定となっていた理由)、食材のおいしい調理法などをご説明しています。
↑第2弾”値札のないスーパーマーケット”に並んだ食材
季節の野菜や冷凍の手羽先、缶詰なども並びました。
常設店舗(ひよこ店)実施スケジュール
開店日 : 4月24日から毎週土曜日
14:00~18:00(予定)
※その日の状況によって変更の可能性あり(その場合はSNSでお知らせします)
場所 : 大分県別府市田の湯町7番27号 安部アパート6号室
期間 : 開店日から1年間の継続を目標
★資金の使い道
★リターンについて
リターンはこちらをご用意させていただきます。
全てのリターンにPDFの活動報告書(店舗の様子やこれまで活動の様子の写真、支援金の使い道などのコンテンツを含める予定)を添付したお礼メールをお送りします。
着丈 | 身幅 | 肩幅 | 適応身長 | |
---|---|---|---|---|
Sサイズ | 65 | 49 | 42 | 155-165 |
Mサイズ | 69 | 52 | 46 | 165-175 |
Lサイズ | 73 | 55 | 50 | 175-185 |
XLサイズ | 77 | 58 | 54 | 175-185 |
★最後に
わたしたちあまいろ商店は「値札のないスーパーマーケット」以外に、啓発活動や食に関するイベントにも積極的に参加しています。食品ロスを減らす呼びかけや、食に関するプレゼン、フードドライブのお手伝いなどをしています。
↑日出町で行われたSDGsフェスティバルに参加したときの様子
あまいろ商店は「社会を変えたいと思った人が行動を移すことができる場所にしたい」という目標の一つを叶えるために、これから幅を広げて活動をしていく予定です。
★お問い合わせ
あまいろ商店Eメール
E-mail:amairoshohten022@gmail.com
↓あまいろ商店Facebookページ↓
Facebook : amairoshohten
https://www.facebook.com/amairoshohten
↓あまいろ商店Instagram↓
Instagram : amairo_shohten
https://www.instagram.com/amairo_shohten/
↓PRTIMESプレスリリース記事(第2弾イベント)↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000062802.html
消費者庁HP 「食品ロスについて知る・学ぶ」<https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/>
プロジェクトオーナー
あまいろ商店