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豊後水道の鮮魚は海流に恵まれ、とても品質が良いです。
その上で、さらなる鮮度を保てるよう工夫をしております。
まずは、魚を痛めないように網でとります。
その網をゆっくり漁港まで船で引っ張って行きます。
小さな魚は網から抜け、ある程度のサイズの魚が残ります。
その魚を生簀に移します。
これまでの作業で人が直接魚に触れることはありません。人間の手の温度は魚にとって火傷をするくらいの温度で、そのまま鮮度にも反映されます。
この生簀では一週間から10日ほど、泳がせておきます。
理由は魚の胃の中の餌が消化されるのを待つためです。
魚を捌いた方はお分かりだと思いますが、胃の中は餌が消化されており、匂いが充満しております。
3枚に捌いた際にはいくら流水で流したとしても、わずかな匂いがついてしまいます。
しばらく生簀に入れておくことで、餌が消化され、腹を割いた時には匂いが移らないようにしているんです。
その後、生簀から海水が入っている入れ物に移し、そして血抜きと神経ジメを施します。
血も臭いのもととなります。
魚を捌いた時には胃の中のものや血が付かないほど、美味しいです。
神経ジメは身割れを防ぎます。
つまり、環境の良い豊後水道でとれた魚をより鮮度を保ち、お届けする工夫をしております。
ぜひ、ご支援ください。
プロジェクトオーナー
イルミネーションフェスティバル実行委員会