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イルミネーションの作り方2。
日中は大枠で張り付けた白い紐に電飾を遊びを持たせて張り付けていきます。夕方くらいから電飾の電源を入れ灯を灯しながら作っていきます。これには2つ理由があります。一つは、なるべく頭の中で描いて大胆に作っていきたいとの考えです。細かい作業も確かにあるのですが、その細部に集中してしまうとバランスが良くないんです。これは制作しながらわかりました。もう一つはイルミネーションフェスティバルの当日まで、作品を秘密にしていることです。もちろん、地元に住んでおられる方は毎日見られているので、「今年は○○だね」と話しかけられますが、秘密にしといてくださいと言っております。
11月下旬にもなると海風がとても冷たく、手が悴んでしまいます。また、突風で吹き飛ばされそうになると、バックネットにしがみ付いて作業を続けます。天候はとても厄介で、雨が降れば制作もすすまず。それでも作業が押している時はレインコートと防寒具を着用して作業を進めます。
12月にも入ると空気も冷たく作業も大変ではあるんですが、電飾が輝くんですよね。それはもう、11月のときよりも、とても美しいんです。その灯を見ながら作業をしております。
都会のイルミネーションも綺麗だとは思いますが、地域はそもそも、灯りが少ない。ましてやバックは海ですから。イルミネーションは暗闇が深いほど輝きを増して、美しい燈となります。LEDなので冷たい感じがするはずなのに、なんだかあったかそうなイルミネーションフェスティバル。今年も楽しみにしてください。
プロジェクトオーナー
イルミネーションフェスティバル実行委員会